2018年10月合宿
10月は、2回合宿を行いました!
13,14日と、27,28日に福良に行ってきました。
10月合宿の主な作業は、
①メインとなる蔀戸の取り付け、完成
②トイレ部分の壁施工
の2点でした。
①メインとなる蔀戸の取り付け、完成
1年半以上前ごろから考えていた蔀戸が、ついに完成しました!
蔀戸がない状態は、一面ガラス窓なので、外から中の様子がまる見えなのですが、蔀戸をつけることによって、外からの視線を遮ることができるようになりました。
外から視線を集めたいときは蔀戸を開け、そうでないときは閉じる、どちらの使い方もできる万能な建具です。
また、蔀戸を開けると、ベンチとして使用することもできるのです!
内観からの様子は、こんな感じです。↓
まだ照明をつけていなかったので、かなり暗い感じですが、いい感じになったと思います!
今月の蔀戸の作業としては、まず、蔀戸を設置する上と下に蝶番用の穴をあけ、
蔀戸の上側は、みんなで持ち上げて支えた状態で、インパクトを使って蝶番の片側を取り付けていきます。
下側は置いて下向きに作業ができるのでとても楽でした。
そして、蔀戸上側を取り付け支える金具を設置して、完成!
外観は数ヶ月前から蔀戸以外は完成していましたが、蔀戸は、この古民家の要となる部分だったので、デザインに悩みに悩みました。
木板は細くするべきか太くするべきか、木と間の間隔はどうか、など…
1:1模型(モックアップ)を段ボールで作ったりして、実際の感じを確かめました。
頑張った甲斐あって、やはり出来た瞬間はとても感動しました!
②トイレ部分の壁施工
まずは、壁に珪藻土を塗っていきます。
みんなで分担して担当しましたが、実は、我がプロジェクト福良には才能が開花した壁塗りのスペシャリストがいて、彼がめちゃくちゃ綺麗に仕上げてくれました。(笑)
その手さばきは恐れるほどにすごいのです。気がついたら壁がすごいスピードで綺麗に塗られているのです…。すごい…。
↑仮の電気をつけて作業をするスペシャリストの方
塗り終わったトイレ内部の状況がこちら。
実際やってみるとわかりますが、この写真上のように均一に塗るのがすごく難しいのです。
手の力加減やスピード、珪藻土を一度につける量など…。
そしてこのあと、この下部分に木の板を貼り付けていきます。
この飲食店の内装に多く使われているデザイン、木の厚みを変えて配置するデザインをここにも使用しました。
そして完成がこちら↓
どうでしょうか!?
私はこのデザイン大好きです!とても綺麗なトイレ!(トイレ本体はまだないですが…笑)
元々ここには階段があり、その頃からあった磨りガラスの窓がトイレ上部に生かされています。それも相まってとてもおしゃれです。個人的に古民家改修感が1番出ている空間かもしれません(笑)。
あとはちまちまと掃除をしたり、片付けをしたり、11/4に福良地区で行われる福良んどに向けた準備をしていました。
完全に完成したわけではないですが、ついに私たちの施工は終了となりました。
全然実感わかないですが…
次の合宿でお披露目会の準備をしたら、完成した実感が湧きそうな気がします。
この2年、長くも短い期間でしたが、学校だけでは得られないたくさんのものを学びました。
次の合宿で行われるお披露目会、すごく楽しみです!
(文責:梅原)
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