2017年11月合宿
11月3日~5日で合宿をしました!
そこでの作業の報告です
今回は大きく分けて3つの作業を行いました!
①外壁の珪藻土塗り
②耐力壁スタディ
③カウンター作成
まずは
①外壁の珪藻土塗り
前回の合宿に引き続き外壁に珪藻土を塗っていきます。
コテを使って塗っていくのですが、コテにも種類があり、
今回はステンレス製とプラスチック製の二種類を使用しました!
簡単にですが、素人ながら手順を説明させてもらいます。
①まず、ステンレス製のコテで珪藻土を壁に載せ、広げていきます。
※角部分に珪藻土を広げるのが難しいので、最初に角部分に珪藻土を乗せそこから広げていきます。
※厚みが均等になるようにうまく力加減をします。。。
②ある程度平になってきたら、プラスチック製のコテで仕上げていきます。
③表面が整ったら完成です。
ステンレス製のコテ
プラスチック製のコテ
一度乾いてしまうと整えるのが難しいので暗くなってからも続けていました。
ついに塗り終えました!!
白色にすることで既存の古い木材との対比がいい感じです!
ちなみに珪藻土は四国化成さんのものを使わせてもらいました!
②耐力壁のスタディ
これも前回に引き続き行いました。
今回は実寸でスタディを重ねました。
柱と同じ幅のシンプルなブレース案
鉄骨ブレース案
ごちゃごちゃ案
ブレースに水平棚案
しかし、しっくりくるものがなく、結局決まらずでした。。。
③間仕切りカウンター作成
外壁と並行して内部の工事も進めていきます。
今回は客席とキッチンを隔てる間仕切り部分と、そこにくっつくカウンターの作成を始めました!
赤い部分に間仕切りと垂れ壁が入ってくる予定です!
大学で細かい部分まで設計していったのですが、
問題が発生しました。。
問題1
既存の柱の太さがバラバラで面が合わない。
この問題は妥協し、片方の面に合わせることとなりました。
問題2
天井と梁がしっかり固定されていなくて、天井から垂れ壁を吊ると天井ごと落ちてきてしまう。
この問題は、天井を破り梁から垂れ壁を吊る方法を取りました。
先に新しい天井の骨組みを組んでしまっていたせいで、先に垂れ壁を地上で組んでから吊る方法を取れなくて、作業は難航しましたが、
とりあえず垂れ壁の骨組みまでは完成する事ができました!
間仕切り、垂れ壁部分は次回完成予定です!
まとめ
古民家の改修と言うことで歪みやずれなどがあり、なかなか設計通りにいくことがないですが、現場で考えながら変更に変更を重ね進めていくのも、臨場感がありいい経験になります!!
作業はまだまだですが、地道に進めていきます!
(文責:北條)
0コメント